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バシラスFの論文情報⑵

こんばんは

 

皆様は「プロバイオティクス」という言葉をご存知でしょうか。腸内フローラに有益な作用をもたらす微生物が生きた状態で存在する食品のことです。乳酸菌や納豆菌はとても有名ですね。これらの微生物の理想の基準って、何だと思われますか?

 

ひとつは、数が多いこと。一回の摂取で何十億、何百億と取り込めば、単純に数の勝負で、生き残って腸に到達したものは働くことができますね。

 

もうひとつは、バクテリア自身が強いことです。人の消化液って私達が想像する以上に強力です。実際、多くのサプリメントは腸に届かず取り込まれていないとよく聞きますが、「生きて腸まで届く!」とコマーシャルでアピールされているのは、食べる菌を殺さず腸まで届けることがそれだけ大変、ということなのです。

 

バシラスFの生命力ですが、流通している「食べる菌」の中では秀逸を極めていると考えられます。最強と言われている納豆菌の大祖先でもあるバシラスFは、病気にならず歳もとらないのですから。つまり無敵ですから生きたまま腸に届ける技術に頼る必要がありません。だからといって、放置したら勝手にウジャウジャと増殖するような悪さもしません。オリジナルって、本当に凄いです。

 

プロバイオティクスの話に戻りましょう。ブロチコフ博士の言葉をそのまま借りると、「動物の体内でバシラスFは他の有害な細菌にキスするのを助けます。それは黄色ブドウ球菌、緑膿菌、カンジダアルビカンス、大腸菌、サルモネラ種に対しても有効」であることが発表(Probiotics & Antimicro.Prot.(2012)4:145-153/Springer)されています。この力はバシラスFの能力のほんの一部です。仕事や旅行で海外に行かれる方、腸内環境に不安を抱えやすい方も是非お試しください。