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発見者であるブロチコフ博士

アナトリー・ブロチコフ博士(Dr. Anatoli Brouchkov)はモスクワ大学の永久凍土学研究者です。

ヤクーツクの奥深い山岳で、その土壌に存在する数多くの微生物の中から、ある枯草菌が発見されました。

博士はこれをBacillus f ~バシラスF~と命名しました。

マンモスが発見されたのと同じ永久凍土から見つかったこのバシラスFは、地質学的見地から、350万年以上を生き長らえてきたものだという事がわかりました。

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どこから来たのか

珍しいことではありませんが、隕石によって運ばれてきた可能性が考えられています。

地球に衝突してこの菌は広範囲に散りましたので、今では枯草菌は世界中に親戚が存在します。

しかし、隕石の衝撃にも耐えたこの枯草菌たちは、何百万年という年月を経て、動植物が住めるようになった快適な環境のなかで必要としなくなった能力を徐々に失ってきました。私達にとても身近な納豆菌も枯草菌です。

永久凍土という極めて過酷な環境にたまたま降りた枯草菌が、350万年以上前の地球にやってきた時のパワーのまま、ブロチコフ博士に発見されるまで生き永らえていたのです。

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存在すら疑われた時期

ネットでバシラスFと検索すると興味深い情報が沢山出てきますが、バシラスFが積極的に他国に出されることはありませんでした。

その為、ブロチコフ博士が発表をした当時は世界中の科学者の間でも大きな注目を浴びましたが実際のバクテリアは誰も見る事ができず、研究も再現も出来ません。

「何も証明出来ないもの」としてバシラスFは、「驚かすだけ驚かせて、実物を見せてくれない」という評価をされて興味が失われたのです。

しかしその後も博士は、国の協力のもとで、ひたすら研究に打ち込んで来ました。

その甲斐あって、現在は博士が様々な機関や企業とも提携を結んで研究をすることが出来るようになりました。

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共同研究や提携の難しさ

バシラスFは、世界中の全ての枯草菌の親だと考える研究者もいるくらい、非常に神秘性を持つ不思議なバクテリアです。

様々な試験が繰り返され、驚きの結果が次々と出るうちに、「バシラスFはガン細胞を食べて治す」と推測をする製薬系企業が出てきました。

しかしそれらの企業は博士にコンタクトを取っても、ガンの特効薬ではないと知ると興味を失いました。

また、ブロチコフ博士の研究の全てを買い取りたい(=渡した後の事は口出ししないで欲しい)と要望する企業もありました。

ブロチコフ博士の気持ちは、お金持ちだけが独占する健康の道具にしたくないという想いです。出資や共同研究の申し出は思うように簡単な話ではなく、博士の信用に足る研究相手がなかなか見つからないまま何年も経ちました。

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株式会社バシラスF研究所の設立

それでも運か巡り合わせか、やっと日本で提携企業が見つかりました。

ようやく、ブロチコフ博士が発起人となり株式会社日本バシラスF研究所が設立され、ブロチコフ博士の手によってそのノウハウとともに、ロシアから日本にバシラスF菌が届けられました。

株式会社日本バシラスF研究所が入手するバクテリアは、博士が本物と証明する、正真正銘のバシラスF菌です。

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世界で初めてバシラスFをカプセル錠に

現在はブロチコフ博士と提携のもと、ロシア国以外に、アメリカやカナダ等で研究が進められていますが、精製したバシラスFは全て液体です。

吸収の効率が良いという利点があるのですが、障害が色々あって錠剤やカプセルの実現に至っていません。また液体は運搬や持ち運びには重いという難点があります。

日本バシラスF研究所は、博士のノウハウを生かしながら、この液体を乾燥粉末にし、しかもバシラスFの体内での働きを液体のもの以上に高めることに成功しました。

博士は研究員や関係者に対して、「今まで出来なかったことを日本人がやってくれた!」と、喜びの言葉をかけてくれました。

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今後の取り組み

ロシアの機関が発行したバシラスFの安全性(非病原性)を証明する文書は公開の許可を得ていますが、臨床的な実験や試験データは機密内容も多いため、それを基に今後は日本国内で更なる研究を進めて公的なデータを発信していきたいと考えます。

日本に届いて初めの一年間は、実験と失敗の連続でしたが、国内で多くの識者の方々に関心を持っていただきました。

積極的に摂取して的確なご評価をいただいたり、検証にも力を貸して下さったり、又、これからも行く末を見守って下さっている専門家や医療従事者の先生方に御礼を申し上げます。