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バシラスFと納豆菌

 誕生秘話でお話させていただきました通り、バシラスFの仲間には有名な納豆菌-bacillus subtills ver.natto-があります。枯草菌という日本名の通り、枯れ草や藁などを好んで住み着きます。

 

 時々、「納豆菌は食べる菌の中で最強だと思いますが、バシラスF菌とどっちが強いですか?」「バシラスFは腸内で他の善玉菌を攻撃しませんか?」というご質問を頂きます。

 

 まず、納豆菌とバシラスFのどちらが強いか?ですが、恐らくバシラスFであると考えています。高温や低温に対する生命力のレベルが違い、また、納豆菌と違って病気になることもありません。今のところバシラスFにダメージを与えるウィルス等は発見されておらず、これがバシラスFが病気にならないバクテリアと言われる理由ですがこのエネルギーの正体は未だ解明途中です。

 

 バシラス属の菌は全て『芽胞菌』とも呼ばれ、自分が攻撃されたり環境が悪くなると、芽胞という殻に閉じこもって耐久形態に入ります。私達が食卓で口にする納豆菌は既に芽胞状態だそうですが、バシラスFはちょっとくらいでは芽胞すら形成しません。まさに強さの表れだと言えます。

 

 今回は「納豆菌とバシラスFのどちらが強いか」というご質問にお答えするために両者を張り合わせてしまいました。バシラスFは奇跡のバクテリアですが、納豆菌は紛れもなくその子孫であり、素晴らしい食品であることも間違いありません。広く知られているナットウキナーゼの効果は魅力ですし、そして何より、美味しい!ので。バシラスFは納豆菌とも他の善玉菌とも共存できます。ご安心のうえお召し上がりください。